2000-02-28 第147回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
したがいまして、これは法律を直しましても、憲法上、支出統制ということでございますので、現金主義的にならざるを得ない。 その中で、具体的な事業、施策について、どのように複式簿記的、発生主義的考え方を導入してその事業を評価するかというのが次の問題だろうと思います。
したがいまして、これは法律を直しましても、憲法上、支出統制ということでございますので、現金主義的にならざるを得ない。 その中で、具体的な事業、施策について、どのように複式簿記的、発生主義的考え方を導入してその事業を評価するかというのが次の問題だろうと思います。
同時に、たんなる支出統制にとどまらず、進んで、有効な行政管理の手段となる必要が生じてきた。予算のこの機能は、たんに一定の秩序のもとに、統一的な運営をはかることにあるのではなく、経費の使用を成果との関連においては握し、その効率性を促進しようとするものである。さらに、国会および国民の立場からは、財政を監視するための有用な情報の提供が、一層強く要請されよう。
それからここに内部統制の問題で一つ指摘されておるんですが、「簡易保険郵便年金福祉事業団においては、各管理施設の経費について、支出統制の見地から当初内示額は予算総額の一五%にとどめ、残額については必要の都度示達する」、これは年間四十ないし六十回にも達している。だいぶ多いんですね。
予算執行の過程におきまして支出統制を行なっていく必要性があった、その結果これを翌年度に繰り延べてこれを支払わなければならない、こういう場合には、あらかじめ御議決を得ましたところに従って繰り越しして使用をしていくということでございますから、これを修正予算として提出する必要はないと私どもは考えておるわけでございます。
從來、予算執行の統制は、支拂計画の統制と小切手等の認証制度によるいわゆる支出統制によつておつたのでありまするが、予算執行の最終段階たる支拂の面において、これに統制を加えることは、徒らに弊害が伴い、本末顛倒のそしりを免れなかつたのであります。今回この点について檢討し、予算執行の第一段階である契約等の実施の面で統制を強化し、半面、支出面からの統制は、これを極力簡素化しようとするものであります。
從來予算執行の統制は、支拂計画の統制と、小切手等の認証制度によるいわゆる支出統制によつておつたのでありまするが、予算執行の最終段階たる支拂いの面において、これに統制を加えることはいたずらに弊害が伴い、本未轉倒のそしりを免れなかつたのであります。今回、この点について檢討し、予算執行の第一段階である契約等の実施の面で統制を強化し、反面支出面からの統制は、これを極力簡素化しようとするものであります。